2024.04.26
健康コラム
親指付け根の痛みの治療(CM関節症、関節形成術)
母指CM関節症
ペットボトルやビンの蓋などを開ける際、親指の付け根付近に痛みが出たり腫れてきたりすることがあり、これをCM関節症と呼びます。
原因
CM関節症は、親指の付け根にある関節(CM関節)を作っている母指中手骨(CM関節の指先側)と大菱形骨(CM関節の手首側)のが老化や使い過ぎにより、軟骨が摩耗し関節がずれたり、骨がトゲ(骨棘)のように変形し痛みが出たり、関節が動かしにくくなります。
治療(関節形成術)
治療(関節形成術)には、関節鏡と呼ばれる管を使用し関節にある損傷した骨や膜などを切除します。そして、親指と人差し指の骨の間にに糸(図中・赤線)を通して親指の骨を引き上げてボタンで固定し、関節のズレを整えることにより関節の動きと痛みが改善します。
手術に要するキズは3ヶ所(5㎜、1㎝、1.5㎝)と小さく、手術の翌日には退院していただけます。
診察申込
手術後の状態が非常に良く、手術を受けられた患者様の満足度は非常に治療です。
親指の付け根の痛みにお悩みの方は、是非受診してみてください。
診察のご予約は、お電話またはネットから受け付けております。
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露口 和陽 医師(手外科専門医)
診察日:月曜日午後、金曜日