臨床検査科では、患者さんから採取した血液や尿、便等の検査を行う検体検査と患者さんご自身を直接検査する生理学的検査を行い、診断や治療のサポートをしています。輸血検査は、24時間365日オンコール体制をとり、安全な輸血が実施できるよう、努めています。

基本方針
- 患者さんに正しい診療を受けて頂けるよう、速やかに正確なデータを提供する。また、救急病院の機能として、緊急時にも迅速に対応する。
- 感染管理・事故管理に努め、患者さんとスタッフの安全確保に尽力する。
- 適正な輸血検査と正確な判定を行い、正しい血液製剤の保管を行うことにより、安全な輸血を提供する。
- 最新の情報を収集し、新しい技術を身につけ、向上し、医師をサポートする。
- NSTなどを通して積極的にチーム医療の一端を担う。
スタッフ
| 臨床検査技師 | 常勤 3名、非常勤 5名 |
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生理学的検査
主要機器・設備
| 心電計 | 3台 |
|---|---|
| ホルター心電計 | 2台 |
| スパイロメーター | 1台 |
| 超音波診断装置 | 2台 |
| 血圧脈波計 | 1台 |
心電図
心臓の動きや形態を調べます。狭心症や心筋梗塞、不整脈等がわかります。

ホルター心電図
胸に電極を貼り付け、小型の機械を携帯し、24時間の心電図を記録します。日常生活上での心電図の変化がわかります。

呼吸機能検査
思い切り息を吸って全て吐き出したときの全呼吸量(肺活量)や一秒間で最大吐き出せる量の全体量に対する比率(一秒率)などを測ります。肺気量、間質性肺炎、気管支喘息などがわかります。

血圧脈波
四肢の血圧と脈波等を測定することにより動脈硬化性疾患の指標となり、動脈硬化の進展を推察できます。

超音波検査
腹部エコー
主に肝臓、膵臓、胆嚢、腎臓、脾臓を調べます。肝腫瘍や胆石、腎結石や膵炎等がわかります。

心エコー
心エコー検査では、心臓の大きさ、動き、心臓の筋肉や弁の状態、血液の流れなどを観察し、ポンプが正常に働いているかどうかを判定します。

頸動脈エコー
脳梗塞の危険性の評価ができ、全身の動脈硬化の程度を示す指標となります。

検体検査
生化学検査:生化学分析装置(FUJIFILM DRI-CHEM7000)
肝機能・T-Bil・GOT・GPT・LDH・γ-GTP・ALP・TP・Slb・D-Bil・腎機能・BUN・Crea・UA・電解質・Na・K・Cl・CPK・Amy・尿・Am・Glu・CRP・Ca・アンモニア・CK-MB
これらの項目を30分以内で報告いたします。

血液検査:血球計数器(SYSMEX K-4500)
白血球数、赤血球数、ヘモグロビン量、血小板数などを調べます。
白血球数:体内に炎症性疾患がないかどうか、白血病などの血液疾患がないかどうかを調べます。
赤血球数:ヘモグロビン量:貧血の有無を調べます。
血小板数:出血傾向ち止血機能を調べます。

血液ガス検査:血液ガス分析装置(Reche OMNI C)
動脈血中に含まれる酸素や二酸化炭素、あるいはpHを測定し、呼吸(ガス交換)や体内の酸・塩基平衡を調べます。

その他実施検査
感染症(HBVAg・HCVAb・RPR)・心筋梗塞マーカー(トロポニンT H-FABP)・血尿一般・沈渣・尿中HCG(妊娠反応)・インフルエンザ・便潜血・尿中レジオネラ・尿中肺炎球菌
輸血検査
輸血は不足している血液成分を補う治療法です。血液を臓器としてみれば、臓器移植の一種といえます。
臨床検査科では、患者さんに安全な輸血を受けていただけるように、24時間365日オンコール体制で輸血検査を行っています。
また予め貯血しておいた自分自身の血液を輸血する、自己血輸血も行っています。
| 検査項目 | ABO血液型・Rh(O)血液型・交差適合試験・抗体クリーニング |
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